2007年02月18日
社内SNSと社内ブログの違いは?③
社内SNSと社内ブログは“ツールの特性”という観点から、それぞれのツールが企業内でどう使われるのが最適でしょうか?
SNSもブログもCGM(Consumer Generated Media)であり、ユーザ参加型のWeb2.0技術の代表的なツールですが、生まれた目的は大きく異なります。
SNSは「人と人との交流を主目的に生まれたツール」であり、ブログは「情報発信の簡易化・連鎖を主目的に生まれたツール」です。
そういった特性から、社内SNSは招待機能の利用有無はあるものの、社員が自由に参加し自己責任において様々な情報を発信します。
また、コミュニティーを作成・参加し、同分野を担当する人が互いに業界情報や販売・技術などに関する情報を交換したり、趣味や嗜好、境遇、居住地域、出身校、入社年度といった共通のテーマで交流を図ったり、従来では交流が難しかった別部門の人と場所に制約されることなくコミュニケーションや人間関係の形成も可能になります。
一方、社内ブログは経営者が社員にメッセージを発信したり、総務連絡や社内規則、人事情報、訃報情報、広報、教育など情報ごとの掲示板として利用したり、各部の日報やプロジェクト、顧客情報、技術情報、ファイル共有など業務を担当するメンバーが特定の情報を共有します。
まとめてみますと、社内SNSは社内コミュニケーションの活性化を目的に利用し、社内ブログは業務的な情報の発信・共有を目的に利用するというのが、ツールの特性を生かした使い方でしょう。
実は、弊社でも日立グループ35万人が参加可能な社内SNSがあり、グループ企業をまたがり社員同士の交流が行われています。
また、業務情報の共有については、全部門ではありませんが、部門またはグループ会社単位で社内ブログ(BOXERBLOGです)を導入しています。
これまで、それぞれのツールの特性を解説してきましたが、ここで少しシビアな話をしますと社内SNSが活性化しているという事例は多くありません。
弊社の社内SNSも導入して間もないということもありますが、利用者は数千人に留まっており、35万人というパイからは10%にもいたりません。
それは、Myページで情報を発信するというスタイルと通常業務のプラスアルファで利用することが、全社員の利用にほど遠い結果となっているようです。
企業内には豊富な知識所有者やモチベーションの高い社員ばかりではないということです。
逆に社内ブログはどうでしょうか?こちらは使い方次第のようです。
従来、電子メール・イントラWebサイトで行っていた通達関連や、同じく電子メール・グループウェアなどで行っていた報告書や業務情報の共有がブログに置き換わったとしたら、通常業務を行うために全社員が利用することになります。
利用を促進するためにインセンティブを活用するというようなことも必要ありません。
但し、社内ブログはどの業務に適用し、どう使っていくのかという“使い方次第”になりますので、導入に関しては業務の設計が必要になります。
BOXERBLOGではこの業務設計が最も重要ととらえ、コンサルテーションをメニュー化しています。
詳しくは皆様にお会いしたときにご説明します。
Posted by matsumoto at 2007.02.18 10:58 | トラックバック (0)



